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バンコク

微笑みの国タイの首都バンコク。常夏の街は世界有数のゲイシティで、ゲイのエンターテインメントが盛り沢山。

新しいHIV予防法「PrEP」について

  • 2018年9月29日更新
  • ゲイ旅編集部

医療の進歩によってHIVは死の病ではなくなり、投薬を続ける限り健常者と変わらない生活を送れるようになった。しかし、一度感染するといまだに完治しない病気であることも確か。

そんな中、欧米を中心に「PrEP(暴露前予防投与)」と呼ばれる新しい予防法が確立されつつある。複数の研究によって、治療薬「ツルバダ」を毎日服用することで、HIV感染の確率を劇的に下げられることが明らかになった。PrEPを服用するグループとしないグループを比較した結果、おおむね90%の予防効果が確認できたという。

性行為の際、コンドームを着けないことが多かったり、不特定多数と接触の機会があるなど、感染リスクの高い人々にとって朗報だが、残念ながら日本ではまだ未承認。PrEPを目的としたツルバダの処方は行われていない。

タイでは病院で購入できる

一方、HIVの蔓延が深刻な社会問題となったタイでは、病院でPrEPを処方している。あくまで自己責任となるが、個人で利用する分に限り、購入して日本に持ち帰ることもできる。価格も1ヶ月分で3,000バーツ(約10,000円)以下と手の届く範囲。ジェネリック薬なら1,200バーツ程度とさらに負担を抑えることができる。

購入時には、問診の他、その場でHIV検査を受け、陰性であることの確認が必要だ。万一、陽性だった場合、ツルバダ単体では治療薬としては不十分で、ウィルスに耐性ができてしまうため。全て問題なければPrEPを購入できる。

PrEPの注意点

PrEPを服用しているからといってコンドームを着けなくてもいいわけではない。理由は、HIV感染を100%予防できるわけではないこと、また肝炎や梅毒など他の性感染症に対しては効果がないこと。現時点でコンドームに勝る予防法ではないのだ。

また、ツルバダには副作用が報告されている。下痢や吐き気などの他、腎機能の低下や骨密度の減少などが起こりうる。人によっては副作用が強く出て、服用を中止せざるを得ない場合もある。

そして、3ヶ月毎のHIV検査も必要となる。HIVに感染していた場合、ツルバダ単体ではなく、数種類の薬の服用に切り替える必要があるためだ。感染を知らずにツルバダ単体の服用を続けることはその後の治療に悪影響を及ぼす恐れがある。

PrEPを買える場所

シーロムにある以下のクリニックではPrEPを処方している。どちらも性感染症の専門医がおり、安心して購入できる。

Bangkok Health Hub
Pulse Clinic

両クリニックともPrEPの他にPEP(暴露後予防投与)にも対応している。PEPは感染のリスクのある行為から72時間以内にツルバダともう一種の薬の服用を開始し、28日間投与し続けることで感染を予防する。日本でも医療従事者の針刺し事故などの際に実施されている。タイ旅行中、リスキーな性行為をしてしまった場合、相談してみよう。

 

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